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そうあんくん 宿南ふれあい倶楽部 ふれあい・学び・助け合いの里 兵庫県地図
 
〒667-0003 兵庫県養父市八鹿町宿南1187-1
TEL&FAX 079-662-3400  
     
  

宿南地区の
未来をつくる

 
 宿南地区自治協議会
ふるさと自立計画
 つの実践  
志は高遠を期し、功は切近を貴 ぶ。 志、高遠ならざれ ば、
則ち自足し易く、功、切近ならざれば、則ち學は實效なし。
肄業餘稿(いぎょうよこう)第 19 より
志は、高く大きく持ち、それを実現するためにやる
実践は身近な事からが良い。志が高くないとすぐに
満足してしまいやすく、また、実践が身近な事でないと
自分を高めていく学問をしているといってもなんの役
にもたたない。 
  

そうあんくん


   [慎独とは]

自分一人のときでも、行いを慎み雑念の起こらないよう
にすること。                         
      2014 年 4 月 - 2019 年 3 月
 
   




■ ふるさと自立計画とは
What is this plan
 

ふるさと自立計画とは、「地域の個性と資源を生かした地域興し」、「都市農村交流の推進」、「ラ イフスタイルの自然化」、
「持続可能な暮らしの維持」
、「未利用・放置されている地域資源の再活用」といった視点での地域づくりを進めることを
狙いとし、地域団体による計画づくりを支するとともに、種々の施策や制度を活用して地域の自立を図っていくものです。

 

趣旨


 住民の暮らしを豊かなものとするためには、地域の資源を
発掘し、創意工夫で活用することによって、自立を図り、活力
を持続することが大切です。
 こうしたことから、ふるさとづくりについて自ら考え、自ら
行動しようとする地域住民の計画づくりを支援するとともに、
種々の施策や制 度を活用して地域の自立を図っていきます。

モデル地区として

 計画の策定主体である 宿南地区自治協議会 は、2011 年の
設立以来、様々な地域の活動を行ってきました。その地域活動
の実績が認められ、2013
6 月、県事業「ふるさと自立計画推進モデル
事業」に選定さ れました。2013 年度は県内 8 地域が選定され、これ
までに県内
47 地域が選定されています。
 

計画の位置付け


宿南地区では「ふるさと自立計画」の位置を「宿南地区地域づくり計画」の一部とし「宿南地区地域づくり計画」
を推進するための、ステップアップ計画として位置付けています。
 
 
   

■ 地域の課題
Regional issues

 人口減少をはじめとする、少子高齢化や地域格差といった社会問題は、全国的にも広がりつつあります。人口減少や生産年齢
人口の減少と高齢化の著しい中山間部では、自治体の税収が減少し、今までのインフラ(交通・福祉・病院など)が成り立たな
くなる可能性があり、人口減少や高齢化のスピードに、社会が適応できず、深刻なひずみが生じてきています。

01
人口減少 20-30 代の減少は死活問題

 2004 年、日本の人口は 1 2,783
人をピークに減りはじめました。2050
年には、1 億人まで減るといわれていま
す。宿南地区でも、これを上回る速度で
人口減少が進んでいます。特に 20 30
歳代の若者の人口流出が著しいです。こ
の年齢層は、地域の経済を担い、子ども
を産み育てる人です。若者にとっても住
み続けられ、住みたくなる 地域 とは
どんな地域なのでしょうか。

03
災害 円山川の氾濫による、恐怖

 2004 年、台風 23 号による洪水は、円山川、
石川で堤防決壊を引き起こし、流域に大きな
被害をもたらしました。宿南地区もこの被害を
受けました。このときの 2 日間の降雨は計 278
mmで、40 年に一度の確率でしか降らないよ
うな大雨でした。こういったことが今後も発生
することは懸念されます。わたし達の住む宿南
地区では、このような災害に対してどのような
対策が自分たちでできるでしょうか。
 
02
少子高齢化 5 人に 2 人が高齢者

 2013 年、養父市の高齢化率(65 歳以
上の割合)は   33%となりました。全国
平均は 22%なので、養父市は非常に高
齢化が進んだ ” まち ” といえます
出生率は、全国平均が 1,000 人あたり
8.8 人に対して 6.1 人と大きく下回って
います。また、宿南地区の 8 集落のうち、
3 集落が高齢化率が 40%を超えており、
集落の維持に影響を及ぼす可能性があり
ます。お年寄りの方が、機嫌よく暮らせ
地域 は、どんな 地域 が良いの
でしょうか

04
住民主体のまちづくり

 今までのまちづくりは、行政が主導して計画
や運営を行ってきました。しかし、社会が成熟
し、私たちの暮らしも多様化しています。また、
今まで経験したことのない社会問題もでてきま
した。こうした状況にきめ細やかに対応するに
は、行政の力だけでは充分ではありません。
 昨今の財政状況の悪化など、地方自治体を取
り巻く環境は厳しいのが現状です。そこで、必
になってくるのが、地域住民の力 です。
多種多様な人が住み、「求めること」も多岐に
わたります。それを実現するためにも、住民一
人ひとりがまちづくりを学び、参加することが
不可欠です。持続可能な地域を実現するために、
すべての住民の協力が必要なのです。
 
   

■ 宿南地区の未来をつくるために
In order to create the future

 
 まちづくりには、地域住民と行政と事業者といった多種多様な人たちの協働が必要です。
こういった多種多様な当事者が失敗とトライを繰り返しながらできた「ちいさな成功」が
なりあい、大きなモノゴトへの変化につながっていきます。
 他の人やモノゴトを変えることは大変苦労します。ですが、自分からはじめるのは簡単
す。まずは自分のできることからはじめ、まちづくりに参加してみましょう!

01 まずは、自分からはじめてみよう!
02 できることからはじめよう!
03 そして広げてみよう!
04 白黒つけることが目的ではありません
05 みんなが楽しめる活動をしよう



■ 八つ
の実践内容 Regional activities of  eight
    …自治振興部・事務局      …文化部             …地域づくり部
01 池田草庵と青谿書院を活用した活動      …福祉部             …体育部
 
地域教育の支援

「紙芝居」や「音楽」を使った地域教育の支援
を実施する。
学校教育で草庵先生の教え学べるようにする。
  
ボランティア育成とガイドブックの作成

観光ガイドブックを作成し、見学者への対応を
円滑にすると同時に、観光ボランティアを育成
する機会を設ける。
   
青谿書院塾・養老会の開催・再生

草庵先生の教えを学ぶ場である「青谿書院塾」
を開催する。
草庵先生が開催したとされる「養老会」を再
生する。
     
 
PR活動

「キャラクターグッズ」や「ゆるキャラ」、「幟
旗」を作成し、池田草庵と青谿書院のPR活

動を行う。
  
環境整備

案内表示やトイレ、駐車場を設置する。
バリヤフリー化を推進する。
青谿書院の裏山及び墓地周辺の環境整備と管理
を行う。
      
 
 そうあんくん と 青谿書院
観光コースとして関連地域と連携を図る

立誠舎(八鹿)や満福寺(広谷)、北垣国道生
家(建屋)と連携を図り、観光コースとして

確立する。
  
地域の特産物の開発

草庵餅や地域米を開発し、インターネット販売
や臨時直売などを実施する。
 
 
 

02 ホームページのリニューアル

宿南地区をPRするため
に、ホームページをリ
ニューアルし情報を発信
する。また、同時に他地
域の情報を収集する。
ホームページやインターネッ

トサービスを通じて、宿南地
区の情報を発信していく。


一年目の目標
ホームページのリニューアル

三年目の目標
10 回以上の情報の更新
そうあんくんホームページ
五年目の目標
5,000 以上



03
宿南特派員

宿南地区をPRするため、情報
を提供する特派員を任命し、宿
南ファンを増やしていく。また、
特派員には共通の名刺を作成
し、出先で宿南をPRしていく。
フェイスブックやツイッターと
スマートフォンなどのインター

ネットサービスの勉強会を開催。

一年目の目標
ファンを 20 人つくる

三年目の目標そうあんくん特派員
ファンを 50 人つくる

五年目の目標
ファン 100 人つくる

          



04
宿南地区パンフレットづくり

宿南地区をPRするため、
パンフレットを作成 し、
見学者や来訪者に渡せる
ようにする。  
また特派員は出(旅行)
などに持っていく。

一年目の目標
魅力再発見まち歩き

三年目の目標
パンフレットの全戸配布そうあんくん かわら版

五年目の目標
パンフレットの更新、ま
たは増刷

         体 地

 

05
防災計画づくり

地域防災力の向上と防災意識
の高揚を図るために、「防災
マップ」を作成する。
また、「防災マップ」を使った、

防災訓練を実施する。
防災マップ(案)の作成
まち歩きによる、防災マップの確認
・避難場所と経路の危険箇所の確認
・防災対策の必要な箇所の確認
・資材置き場や避難時の目安の確認
防災マップの作成と全戸配布
防災訓練の実施

一年目の目標
防災まち歩き
防災マップ(案)作成

三年目の目標
防災マップの作成と全戸配布そうあんくん 防災計画
防災訓練と学習会の実施

五年目の目標
防災マップの更新の検討

 

 

06
婚活イベントの開催

地域資源やスポーツなど
と婚活を組み合わせた事
業を定期的に開催するた
めの計画と仕組みづくり
を検討する。
また、地域ビジネスとし
て確立する。
➀地域の若者データベースづくり  
➁若者が集まっている場所を探す
③地地域の取組み情報を収集する
➃婚活イベントの検討
➄婚活イベントの実施

一年目の目標
地域の若者データベー スづくり

三年目の目標
婚活イベントの開催 年2回
そうあんくん 婚活
五年目の目標
婚活イベントの開催 年4回

    



07
全世帯アンケート調査

宿南地区と宿南出身 者(息 子・ 娘・
孫・兄弟・嫁・子ども)を対象にした、
アンケート調査を実施する。
「離村意向」「帰村意向」「どうやったら帰村するの
か」「空地や空家の今後の意向」「宿南に対しての
思いなど」を確認し、今後の活動の参考にする



一年目の目標
アンケート内容の検討
住民のデータベースづくりそうあんくん アンケート

二年目の目標
小規模集落でテストを行う

五年目の目標
全世帯でアンケートの実施



08
多目的複合施設の設立支

「交流の場「子育て教育「食育」
「若者が集う場」といった、事
業を行う。
食材と生産者探しや、新しい生産物をつく
る検討などを行う。運営スタッフのための
勉強会を開催。
・燻製勉強会(鹿や猪、しいたけなど)
・里山整備    ・子育てキャンプの開催

・交流イベント

一年目の目標
運営スタッフのための勉強会の開催
事業計画の検討
そうあんくん 多目的ホール
三年目の目標
多目的複合施設の設立
年4回程度のイベントの開催

五年目の目標
年間 1,000 人の来場者
 

     

       
       
       
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