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そうあんくん
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 青山地区
ざんざか踊り、今は昔     青山区民
大倉大明神

かって青山区では、農林業や養蚕が盛んで、豊かな生活が営まれていました。歴史をたどってみますと、宝暦年間の戸数は28戸、明治22年には32戸、そして大正9年には28戸で人口は143名と記録されております。このように先祖たちは、土と共に生き、山林を愛護し、養蚕の生糸を尊ぶ、このような生活の中から、ざんざか踊りが生活文化のひとつとして生まれたものとして受け留めております。

 古事によりますと、宝暦年間は日照りが度々続きましたので、村人達は大蔵大明神に、雨乞いを祈念しました。その年間には、秋の祭礼日にざんざか踊りを奉納する習わしがあったといわれております。

 現在青山区の長老であります多田豊元区長は、大正時代にざんざか踊りの子役として踊ったことがあると言われました。しかし、再興は不可能であると申されました。

 かつてざんざか踊りを奉納したときの古道具の一部が残っておるので、大切に管理していただきたいとの申し出がありました。

 このように、すばらしい生活文化の遺産を生かした先祖の足跡を大切にして、再生青山集落の建設のため努力して行きたいと考ております。

道路改修碑
道路改修の記念碑


青山集落の中ほど、公民館の前に道路改修碑が鎮座し、傍らには古桜がたたずんでいる。

この碑は宿南村だったその昔、現在の市道青山線の中間にある自転車小屋、コミニティバス宿南ふれあい号の二又バス停から集落に至る約7百メートル余の道路改修の記念碑として84年前に建てられたものである。

碑文によると、青山集落に至る道はとても狭く厳しい山道で、児童の通学や医者を招いたり諸産物の運搬等とても不便極まりない状況であった。区長の西村虎太郎氏(村会議員)は、多年これを憂い道路改修の必要性を訴えていた。村医有本氏もこのことに賛同し仲間に加わり部落立会と協議の結果、戸主一同の賛成と請負を得た。村会議員も賛同し仲間に加わり各部落区長(赤崎・浅倉含む)の応援を受け、昭和元年12月起工し、人夫延べ2千余の動員により明年4月3日開通式を行った。この間、幾多の困難にも負けず熱意と誠意を持って一貫して工事を成功させたのでこの記念碑を昭和3年11月に建てた。正七位勲六等池田恒書とある。裏面には、区長・村会議員、村医、役場吏員、什長、区長代理者、評議員、戸主ら26名の名前が刻まれている。

この工事は今のような重機もなく、すべてが人力によるもので、地域住民総動員と宿南村の皆さんの協力により完成した道であり、工事に関係された全ての先人に対し感謝と敬意を持ち、これまでにあるナル道、サミズ道に次ぎ新しく造られた道なので、今でも「新道(しんみち)」と呼んでいる。

       
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